片づけのプロに聞いてみた|衣替えのコツ-前編

捨てる?捨てない?

衣替えは洋服を整理する絶好のチャンス!

片づけのプロに聞いてみた!洋服を処分するコツは?

『衣替え』は、四季がある日本では欠かせない文化です。
単身世帯でも大仕事なのですが、家族の分までやるとなったら大イベントです。

だけど、クローゼットや押入れと向き合えない人もたくさんいるはずです。
衣替えはお家の中だけでなく、気持ちもスッキリさせるチャンスです!
今シーズンのこの機会に押し入れやクローゼットと向き合えば
クローゼットがスッキリするだけでなく、今後の片付けも楽になります。
ということで今回は、サクッと衣替えをすすめるコツや、洋服の処分のタイミング、処分の方法などをご紹介します。

衣替え

処分する衣類を決める3つのポイント

①洋服を用途毎に仕分けして使用頻度が低いものはサヨナラ
②捨てる基準は3秒ルール!
③今の自分に似合わないなら処分!

①洋服を用途ごとに仕分けして使用頻度が低いものはサヨナラ

普段着や、お出かけ用、仕事着からパジャマまで、用途ごとに仕分けをしていましょう。
意外と色違いや、毛玉やほつれがあったり、いたみがあることなどに気が付きます。仕分けをしたなかで、1軍と2軍に分けて、2軍にも入らない衣類たちは思い切って処分しましょう。
パジャマや部屋着として一応取っておこうという気持ちになるかもしれないが、自信を持って着たいと思える服以外を捨てることで部屋だけでなく身も心もスッキリとします。
また、しみや汚れ、ほつれなどがある洋服は「クリーニングや、しみ抜きをしたら着れるかも・・・」といった理由でとっていたのかもしれません。ですが、しみや汚れ、ほつれなどは、毛玉、虫食いなど洋服のコンディションを著しく下げてしまいます。実際に1週間以内に、クリーニングなどに出す予定がないこういった衣類は思い切って処分しましょう。

片付かないクローゼット

②捨てる基準は3秒ルール!

「もったいない」「いつか着るかも」など、処分する決意が揺らいでしまう経験はほとんどの人が経験します。
くんえい総建の片づけのプロたちににコツを聞くと「直感を信じて、あまり深く考えないのがポイント」の一言。
例えば【その洋服を着て外出する?】【友人と買い物に出かける?】など着るか着ないかの判断を3秒でやってみましょう。
どうしても決めきれない場合は【保留ボックス】で、次回の衣替えのタイミングまで判断を先延ばししましょう。
大事なことは、決めることなのであまり深く考えないでやってみましょう。

3秒ルール

③今の自分に似合わないなら処分!

【やせたら着よう】【流行りがまたくるかも】【また着ることがあるかも】などといった理由でクローゼットをパンパンにしていませんか?
処分できない理由を考えたらキリがありません。もしもやせたら、きっと新しい洋服を買いたくなるはずです!
それでも悩んでしまう場合は、【3年間袖を通していない服は今後も着ることはない】と考えて思い切って処分しましょう。
実際に、購入した当時は似合っていたかもしれませんが、今の自分が着てみたら【太って見える】【あか抜けない】【顔映りが悪い】など案外気づくことがあります。
【何かしらの思い出や、目標として洋服を持っておきたい】という人は、厳選して一着だけとっておくことをおススメします。

ダイエット

いらない洋服を処分して上手に衣替えをしましょう!

【処分】や【捨てる】などといった言葉に罪悪感を感じてしまう方もいらっしゃいます。
そのような感覚を持つ必要は実はなくて、今の自分に必要なものを、適切な処分方法で整理する作業だと思っていただいたら良いかと思います。
今後の衣替えの手間を省いて、自分が本当に好きな洋服だけで暮らす。

自分の持ち物と向き合うと、自分にとって必要なモノを見極める力がついてきます。
そうすると、生活にまつわる様々なモノを含め、「実はたくさん持つ必要が本当はないのかもしれない」という方もいらっしゃるかもしれません。
自分や家族に合った洋服や生活空間で、自分なりのコーディネートが楽しんでいただきながら、今回の例を参考に、衣替えを実践してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は、【後編:洋服の処分方法について】ご案内いたします。

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